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ひでひでた
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自主ゼミ/理論家の使命
昨日は場の理論ゼミでした。何回目かはもう覚えてないです。
 フェルミ系分配関数の経路積分による計算、とくにグラスマン数やコヒーレント状態の扱いなど。スピン系の経路積分量子化のなかでBerry位相が出てくるという話もありました。全体的に計算の話。物理が見えるとは言いがたいと思います。
 次回からはゴールドストーンモードやKT転移などをやります。僕の担当ですがいかんせん内容がハードなのと時間がなかなか少ないことが重なっているのでどこまでできるかは分かりません。

 そして今日は卒研セミナーの準備をしました。月曜に実験の方のセミナーがあって発表することがあるんです。
 僕らは低速中性子を発生させてその磁気モーメントを測るという実験をします。中性子は電気的に中性ですが磁気モーメントを持つため磁場と相互作用するという性質を使って六極磁石で軌道を曲げます。このときスピンの向きによって軌道が変わるため検出器での位置のずれから磁気モーメントが算出できるはずです。
 12月の頭には予備実験として中性子がどの程度出来るのかとか初速度の分布がどうなるのかとかを測ります。それで今日はそのときにどのような分布が観測されるのか計算していました。理想的な状況を考えて点から中性子が出ているとすると、粒子数分布は適当なスケール変換をして
 dn(x)=xdx/(1+x^2)^1.5
となるようです。xは中心からの距離みたいなものですがこれはたいていすごく小さいので中心付近では半径に比例して粒子が分布するみたいですね。…それってほんとかなぁ。中心方向に飛んできてもよさそうだと思うんだけど。でも立体角の寄与が極では0だからどうしようもないしなぁ。
 まあ何にせよ実験的に検証可能な予言を引き出すってのが理論家としては一番意味があることなので一通りの結論が出せてよかったです。今後は少しプログラムを勉強してより現実的な問題を扱い、分布がどうなるかをシミュレーションする必要がありそうです。
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