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ひでひでた
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大陸産の名品
論文読み終わった。というか、読めるところは読んだという方が正しい。8割弱。
 これほど熱中して読んだ論文は初めてだった。生体分子を記述する minimal なモデルが様々な FT といかに関連しているか詳細に述べられている。この理論はまさに僕の理想とする「生物物理の理論」だった。種々の実験事実を説明しつつ、非平衡統計力学的にも豊かな性質を持つモデル。実験事実に通暁し、理論的なバックグラウンドが確実に存在する人々がなした仕事に違いない。以前から追試験している別のモデルとは深さが圧倒的に違うことに愕然とし、また、conclusion に述べられたことに感銘を受けた。
 今回この論文に取り組んで分かったのは、ゆらぎの定理の理解が全く不足している事実だった。確かに Crooks だの Hatano-Sasa だの Speck-Seifert だのは勉強したけれども、では「ゆらぎの定理とは何か」と問われれば一言では答えられない。本質が何なのか分からない。この論文にも「これは一種の FT である」と書かれている部分がいくつかあったけど、いまいちピンとこなかった。今後の課題だ。
 ひとまず何が欠けているのかは分かったので勉強を続けようと思う。これは統計力学の理論的な面でもそうだし、生体分子の実験についても同じだ。実験的に何がどこまで分かっているのか理解が浅過ぎる。
 ここ数日でちょっと成長した気がする。
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ひでひでた
研究   0 0















 

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