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ひでひでた
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伝統芸能
道具の扱いに習熟している事は自由であるための重要な条件だな、と思う。
 物理をやるときの数学然り、新しく実験をするときの既知の実験への理解の深さ然り、外人と話すときの外国語の堪能さ然り。ランダウが言っているのはそういうことじゃないのかな。
 僕が普段からお世話になっている細胞生物学者は、「実験てのは伝統芸能ですから」とよく言う。強いこだわりを持っているようにすら見える。「あるべき器具があるべきところにあれば自然と体が動く。もし何かズレがあれば自然と間違いに気付くし、実験の再現性も高くなる」。確かにそうなのかもしれない。
 彼自身がどう考えているかはともかく、僕はこの言葉を初めに述べた意味で解釈したい。伝統とはつまり、代々行われてきた実験に共通している精神・身のこなしの中にあって変わらず普遍的であり続けるもののことだ。それを習得して初めて自由に創造できる。だからこそ伝統を引き継いでいくことが重要だ、ということではなかろうか(だとすれば、この意味でゆとり教育は過ちを犯している)。
 今日の今日まで、伝統なんてのは正直古くさくて固定されたもので創造性とは対極にある嫌なものだという印象しかなかった。けれど、延々とコードに向かっているうちに、いつの間にか腑に落ちてしまった気がする。彼の言葉をようやく自分なりに消化できたというか。
 とはいえこんな事今更理解したのかという感もある。学部の勉強を真摯に行ってくればもっと早く気付けたんじゃないのか?……まだまだ全くの未熟者だと反省した。
 さて、お前はこんなのんきにブログなんて書いてる暇があるのか、と問われる方。僕は今、深夜2時から朝食の時間を30分ほど挟んだ以外はずっとパソコンに向かい続けた結果、全く力が抜けてしまいました。昼食もまだです。そんな訳でもう今日はやる気が出そうにありません。明日以降の課題を整頓し終わったのでこれでよしとします。
 学会前に研究が進むってのはほんとですね。
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ひでひでた
人生   9 0

はじめまして
先々月から、ひでたさんのブログを拝見させてもらっている学部3回生のものです。以前から物理的そして数学的に生物を説明すること興味があって将来はその方向の研究がしたいと思い二つのキーワード「生物 量子論」と検索することで、ひでたさんのブログに出会いました。所属している学部ではバイオインフォマティクスで、主に生物と情報がメインで物理はなく、今は独学しています。物理と生物に関する素朴な疑問など気軽にしてよろしいでしょうか?
 現在、研究で忙しいと思いますが陰ながら応援しています。ではまた、更新を楽しみにしていますね^^
2010/09/15 20:13 | | edit posted by おいも
こちらこそ初めまして
>>おいもさん
ご丁寧な自己紹介ありがとうございます。関西の大学の方でしょうか。
 僕もバイオインフォマティクスには関心があるので、むしろいろいろ教えてほしいです。物理に関しては自信を持って理解していると言える事がどれだけあるのか覚束ないのが現状ですが、また気軽に声をかけて下さい。
 よろしくお願いします◎
2010/09/15 20:44 | | edit posted by ひでた
おいもです。
忙しい中、コメントを返して頂きありがとうございます。ブログにコメントを残すというのが初めてだったので素直に嬉しかったです。自分は関西の大学に所属しています、ひでたさんが京大にいらっしゃれば関西同士ご近所さんですね^^
少しずつですが自分なりにバイオインフォマティクスをお伝えしたいと思います。まだまだ不勉強なので自分が面白いと思ったものを紹介させてもらいます。ひでたさんもブログに書かれていたようにプロテオミクスは面白い分野であると思います…と書こうと思いましたが、いかんせん長文になってしまいそうです…。これでは、ひでたさんも読むのもツラくなってしまうと思うので近いうちにブログを開設して記事を綴ってみようと思います。そうすれば一方的なコメントではなく、ひでたさんの要望にお応えできるようなことも出来ると思いますので^^
質問なのですが、物理の素人的な意見ですが、場の理論を使ってタンパク質の構造を説明できるでしょうか?アバウトな質問ですいません…;;
2010/09/16 14:15 | | edit posted by おいも
デザイン変わってる
なんか久しぶりに来たら、デザイン変わってますな~。
伝統というか、基本みたいなものって俺も結構軽視してたけど、そこに戻るんよね。
「アイデアのつくり方」というジェームズ・W・ヤングの本を読んでいてもそう思った。

X JAPANのYOSHIKIもドラムの位置がミリ単位で体に染みついてるから、ドラムを見なくても叩けるらしい。
逆にセッティングがズレてると上手く叩けないとか。プロですな。

また学会で会えるのを楽しみにしとります。
2010/09/16 22:00 | | edit posted by いろはうた
>>おいもさん
最近はブログ書いてる人多いですしね。
書いてる最中に考えがまとまっていく事もあるので、ブログ開設は良いアイディアかもしれません。プロテオミクスの話は楽しみにしております。
 ちなみに僕が利用しているのはFC2ですが、ポピュラーな反面、それぞれの記事にカテゴリ(タグ)を一つ付けることしかできないので注意が必要かもしれません。
 で、「場の理論を使ってタンパク質の構造を説明できるか」というご質問ですが、やや長くなりそうなので次のコメントに考えを書きます。
2010/09/17 02:01 | | edit posted by ひでた
解答1
結論から言うと「出来るのかもしれないがそこまでする必要が無い」というのが僕の考えです。
 量子論の武器にはいわゆる量子力学と場の量子論の二つがあります。後者は、粒子の生成・消滅を自然に扱えるようにした枠組みの事です。
 普段目にするようなタンパク質科学では、一定数の原子と電子が(一般には時間的に変動する)空間的な配置を取ることで発現する機能に関心を持っているので、特に場の量子論を適用して安定な構造を探るとかいった事はする必要がないと思います。
 実際、酵素のシミュレーション研究では、触媒活性を持つ部位を量子力学的に、他の部分を古典力学的に扱うハイブリッドな方法を用いることがあるそうですが、そのときに場の量子論を考慮するのは(少なくとも僕は)聞いた事がありません。
2010/09/17 02:15 | | edit posted by ひでた
解答2
けれども、例えば場の量子論から、ある結晶構造が導出できるのかという問題意識もあるらしいとむかーし聞いた事があるので、もしかしたら何か関連はあるのかもしれません。
2010/09/17 02:17 | | edit posted by ひでた
しまった
解答1の中で原子と書いたところは原子核の間違いでした…。
2010/09/17 02:19 | | edit posted by ひでた
>> いろは
秋という事でブラウン系にしてみました。
 鉋をかけているときに数umの厚みを感じ分ける大工さんもいるらしいから、人間の感覚ってのは相当よく出来てるんだろうね。
 まあそれにしてもさ、伝統を守る事自体が目的化すると途端に興味失せるな、ってのはやっぱ本音で、何がしかの積極的な意味を見いだしたいと思うよ。
2010/09/17 02:25 | | edit posted by ひでた














 

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