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ひでひでた
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リリリ
台風の影響で滝のような雨が降ったあの日以来、風が一気に涼しくなりました。とても過ごしやすい日々が続いています。だいぶ久しぶりの日記です。
 前回の記事を書いた頃に比べると研究の面でいくらか進展がありました。まずは24日に日本物理学会で行うポスター発表の目処が一応ついたこと。研究対象の説明、先行研究の紹介(モデルの説明含む)、今回の研究で発見した事、今後の展望を書くと大体ポスター1枚くらいにはなりそうな気がします。ただし致命的ではあるが依然として小さな発見をしただけなので迫力が足りないことも自覚しています。17日には研究室で発表練習があるので、それまでに残された1週間ほどの時間を大切に使いクオリティを高めたいです。仙台で行われる生物物理学会参加のため19日には移動する関係上、17日が今回のデッドラインです。
 もう一つの進展は先月末に京大に行って2度目の研究室訪問をしたことです。7月末に行った研究室とは別のところで、シグナル伝達、特に膜付近での情報処理を1分子計測を行う事で調べています(ここまで言ってしまえば業界の人なら大体どの研究室か特定できるでしょう)。元々 single molecule の実験に好感を持っていた事とシグナル伝達に関心を持っていた事もあり、非常に楽しく話せました。とてもお忙しいであろう教授が直接相談に乗ってくれたのは嬉しかったです。彼自身は生物屋ですが物理学的なアプローチにも関心がおありだそうで、実際、理論物理が専門のスーパーポスドクを一人抱えていらっしゃいました。トルコ人の彼は目がキラキラしまくっていて、僕のような薄汚れた魂を持つ人間にはまぶし過ぎました。感覚にマッチした理解を得るには粗視化のレベルを適切に選ぶ事が重要だよね、というコンセンサス。
 最近はモデルを数値的にひたすら解析しています。愛用の MacBook に外付けのディスプレイを付けたので作業はしやすくなりました。ノートの画面には今後チェックするべき項目とか勉強したい事のメモを貼っておいて、外付けの方をメインに作業しています。手元にはスペースがあるので解析計算を紙で行ったり。
 主たる道具はマスター方程式なんですけど、あれは結局のところ確率分布の時間発展を記述する線形常微分方程式系以外の何者でもないんですよね。だからモデル(すなわち遷移確率の組)が確定してしまえば数値的に解くこと自体は簡単です。問題はそこから物理的、生物学的に何を見いだすかで、それに関しては実験、理論の両面から様々な関連を考える必要があります。上に書いた発見というのはこれに関するもので、今後もっと進める事が出来れば非平衡統計力学の研究としてそこそこ面白い事が言えるかもしれません。今回はその第一歩という位置づけです。こうやって自分の手で何かを生み出していくのはとても楽しいです。
 研究が進むにつれて勉強したい事もいろいろ見えてきました。特に物理的な側面が強い事項については東京にいる間に出来るだけ深く広く理解していきたいです。
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ひでひでた
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