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ひでひでた
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統計
編入試験が終わったのでしばらくは自由です。仮に試験に落ちていても京都に引っ越すので、移動までの約3週間が東京生活の残りとなります。
 いろいろやるべき事があるんだけどひとまず今手をつけているのは統計学の勉強です。実験をするようになればデータの処理を行うようになるだろうし、実際にデータが得られたらパソコンで解析したいので、そのための準備をしている感じです。生物物理の業界に結構な割合で存在していると思われる統計学専門の人達の話も分かるようになりたいし。
 ごくごく基礎的なところから始めています。二項分布から極限分布を作ってみるとか、母集団と標本の違いを理解するとか、推定・検定を行うとか。読んでる本がかなり丁寧なので勉強しやすいですね。大学進学以来、始めから終わりまで読んだ最初の本になるかもしれない(笑)大体1日1章くらいのペースで読んでいます。少しは使えるようになったプログラムとも相性が良いし、なかなか楽しいです。当面の目標は情報量規準を理解する事です。

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ひでひでた
確率・確率過程・統計   0 0

編入試験修了
博士課程の編入試験が先日終わりました。
 僕が受験したのは京都大学の生命科学研究科です。研究室はヒミツ(といっても、1分子計測を行っているところはそう多くないと思うのですぐに分かってしまうかも)。午前中は英語の筆記試験が2時間あり、午後はトーク10分質疑10分の面接試験がありました。
 英語試験はえぐかったです。京大独自の問題が毎年出題される事になっていますが、過去問と見比べてみても今年のは難しかった気がします。雑誌CELLに掲載されたコメンタリーを読んで解答する問題が特にひどかった。ある種のcDNAをクローニングした人が著者で、彼らがどのような先行業績に動機づけられたのかとか、どのような戦略で研究を進めたかとか、コメンタリーから遺伝子がどのような部分に存在しているか推測せよとか、確かにその文章をちゃんと読めば分かるが生命系の知識が無ければ状況を想像するのが難しいような問題ばかりでした。
 また、受験した研究室を希望する理由を英単語400語程度で書く問題もありました。1行で10語程度ですから、大体40行つまりA4の紙一面以上の分量を書かなければなりませんでした。それがね、問題文には「志望動機を簡潔に要約して述べよ(Give a clear summary of the reasons )」と書いてあるんですよ。400語とか全然簡潔じゃないよ。わけがわからないよ。採点したら5割くらいの出来なんじゃないかな、アレは。自信ないです。
 一方のトークは時間内に収まったので心証悪くはならなかったんじゃないでしょうか。予鈴が一回なっただけだったので9分30秒程度で終わったんだと思います。質問は大体想定内のものが5、6個出ました。もちろんドクターで何をしたいのかも訊かれましたし。確かにあのプレゼンを見ても将来像は描けないでしょうね。持ち時間の制約上、実験のレビューとそれに対する理論の結果を説明するのが精一杯だったので仕方ないです。
 何にせよ、やれることはやりました。結果発表は23日。
ひでひでた
日常生活   0 0

東京、この2年
お久しぶりです。実に4ヶ月ぶりのブログ更新です。放置している間にいろいろな事がありました。
 まずは修士論文の件。先月末に修論の審査会があり、無事合格になりました。生体分子の挙動に関する数値的な解析を行ったという事になっております。単位は足りているはずだし、審査会で指摘された一点を加筆して提出すれば修士号はいただけそうです。
 東大理物の修士論文審査会は、まず初めに誰でも参加できるオープンセッションが40分ほどあり、その後に審査員の先生のみを対象にしたクローズセッションがあります。20枚ほど用意したスライドを使って随時質問を受け付けるスタイルで発表を行いました。審査員は3人いて、主査である指導教官と副査が2人いらっしゃいます。僕の場合は生物物理の実験とシミュレーションの先生方が副査でした。
 発表会の数日前に行われた研究室セミナーの担当になっていたので、ちょうどよくリハーサルが出来たという感じでした。研究室の方は英語だったのを審査会では日本語にしなきゃいけなかったのが若干煩わしかったです。図の並び替えを改善したり、説明文の言い回しを改善したりで、なかなか苦労しました。まあ何とかなったのでヨシ。
 修論を書いてる最中はホント憂鬱でした。自分がいかに何もしていないか・何も分かっていないかがどんどん露になっていって。理解してないが故に筆が進まない箇所も多く、なけなしの素材を正直に、なるべく文意が正確に伝わるように努力する程度の事しか出来ませんでした。提出の数週間前には現実逃避を繰り返して小説を読みふけるとかしてましたし、相当情けないところが多々あったと思います。この期間に残したメモからはダークサイドが垣間見えています(笑)
 とはいえ、この2年で学んだ事・成長した事が確実に存在すると確認できたのもまた事実です。大学院に入った段階では修論のように長い資料を書く事は出来なかったし(ネタが無く、書き上げる気力も無かった)、実験や理論を眺める事も出来ませんでした。特に生物物理の業界で理論をやるのがどういうことなのか、実際に手を動かしたり実験の先生と議論させていただく中で体得した「何か」があります。まだ自分で理論を組み立て切ることは出来ないけど、それでも足がかりくらいは出来てきてる気がします。テクニカルな部分では確率論を学んだのが良かった。これ無しで今後生きていける気がしません。
 4月以降は京大に帰って実験を始めます。やっぱこの業界で実験が出来ないのはもったいないというか面白くないと思うようになったので、思い切って編入試験を受けます。受験日は今月の16日なのでそろそろ試験勉強始めないとね。英語の試験が2時間、その後面接があります。これはこれで頑張ろう。もう部屋とかも決めちゃってるので失敗したくありません。
 具体的な研究テーマはまだ決まっていませんが、一分子測定を修得して定量的な議論を行うことをひとまずの目標とし、自分で実験をしつつ、理論家とコラボレートしてモデルを作るところまでいきたいと考えています。まあこれはあくまで形式的な事だし、具体的に理解したいシステムが不明確なので今後どうなるのかは分かりませんが。その上、今度の研究室は日常生活からして英語なのでかなり苦労するとは思います。帰京したら友達と理論物理のゼミをやることにしたので、それも含めていろいろ楽しみです。
 生物系の勉強はどれだけしたらいいんだろう。高校生物の教科書読んでるといろいろ発見があってそれはそれで面白いんだけど、やっぱ Essential とかはちゃんと消化しとくべきなのかな。あれはあれで面白いし。この2ヶ月はたぶん最後のモラトリアムです。
ひでひでた
研究   2 0

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