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ひでひでた
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夜型生活に戻る
外は雨降り。日本代表ががんばっているらしい。
 僕はいまセミナー準備中です。どうも計算が合わないところがあって困る。昨年よりは遥かに資料作りが早くなりましたが、これは結局論文の内容をある程度理解しているからなんでしょう。テキストの内容をほとんど丸写しする形でレジュメを作ってしまっている箇所があるのだけど、意味があるのだろうか。
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ひでひでた
セミナー・研究会・学会   0 0

クーン
今日は行うはずだった生物セミナーをキャンセルしてしまった。
 体調不良で準備ができなかったためだ。何らかの計算をどうしても進めなくてはいけないのに、解が見つからずもがき続ける映像がループするという悪夢を見たときは本当に気分が悪かった。熟睡はしておらず半覚醒状態だったが為に妙なリアリティがあって嫌な汗をかいた。
 もうさすがに寝ているのも飽きたのでこうして記事を書いている。明日からは復帰できると思うのだけど…。

 話は変わるが、本棚に収まっていたにも拘らずほこりがかぶっていた
パラダイムとは何か  クーンの科学史革命  (講談社学術文庫 1879)パラダイムとは何か クーンの科学史革命 (講談社学術文庫 1879)
(2008/06/10)
野家 啓一

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を読み始めた。買ったのは学部時代だ。クーンの打ち立てた概念がステップバイステップに解説される。クーンは括弧付き「科学」を破壊した張本人と誤解される事があるそうで、著者はクーンを「『<科学>殺人事件』の犯人」と見立て、彼を弁護しつつ話を裁判調に進めていく。記述はクリアであり、著者の立場も明確なので(その上彼は物理学科出身だ)かなり好感を持って読めている。
 自分の根は変わっていないのだと確認できた。科学をどう捉えるか、とか、機械とヒトもしくは生物と無生物がどう違っているのか、といった疑問は少なくとも学部一回の時から持ち続けているもので、今も関心が失われていない。大学院ではその一端に触れるような研究が行えていて幸せだと思う(始まったばかりだけど)。

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ひでひでた
言語学、哲学など   0 0

6年前までの生活リズムに戻れるのか
0時に就寝、7時に起きた今日は爽やかな一日でした。とりあえず復帰です。
 午後イチでウィークリーの生物セミナーがあり、午前中はその準備で半ば終了。朝飯と昼ご飯を両方とも食べたのは何日ぶりかという感じでした。セミナーはシグナル伝達とそれに関与する受容体の話で、登場するタンパク質名が多過ぎたせいか参加者のテンションが低かったのが残念でした。もっと関心を引くような話題を用意したり話し方を工夫すれば良かったのでしょうけど、うまくいきませんでした。
 細胞質を泳ぐタンパク質にとって粘性はどのように感じられるか、拡散はどうなるか、というのは物理を学ぶものなら誰でも気になりそうです。最近のPRLに出ていた論文によればE.Coliが持つ染色体はsubdiffuseするとか(ざっと眺めてみるとソフトマターの知識が必要そうだったので放置する予定)。PRLでも生物物理の論文がかなり注目されてきている印象があります。
 それにしてもやっぱシグナルの話題は面白いです。システム生物学を真面目に勉強したい、と思いつつ何もしないまま数ヶ月が経過中。理論物理学者が寄与できる部分がどれくらいあるかはさておき、生物をどう捉えるのか理解する上で大事そうです。
 最近は読みたい論文や読みたい学術書、読みたい小説、読みたい記事がありすぎて身動き取れてません。特に来月のセミナー準備と研究が両立してなくて、うーん、セミナーに関しては集中して取り組む期間が1週間強は必要そうです。秋の学会発表のアブスト提出とセミナーの日がごく近くにあるのがキツさの原因。
 研究の方はまあ進んでいない訳ではなくて、よく出来ていると思われるモデルを元にダイナミクスを数値計算してみたら意外と良くない事が分かったところです。あのモデルは時間スケールが下がりすぎると物理的にあり得ない現象をも記述してしまう(と指摘してくれたのは先輩だけれども)。数値計算を通して実験に対する理解が深まったのは喜ばしい事でした。
 今日発見したナノマシンの創出に関する120ページのレビューはどうするべきか。

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ひでひでた
生物・生物物理学   0 0

セミナー準備は辛いよ
梅雨入り。気温は27度前後と夏そのものなのに、天気が悪くてすっきりしない日々が始まります。
 月曜日は一時間半睡眠、午後イチでセミナーでした。毎週水曜日にやっていたのが月曜日に引っ越しになり、参加者も二人から四人に増えてにぎやかになりました。単純に知識を吸収しようという雰囲気から話を楽しむ感じになったのは好ましい事です。先輩が教えてくれた動画によれば、ナメクジは木の枝からぶらさがって、頭の後ろから青色の生殖器をむき出しにすることで子を作るそうです。映像を撮影した機材が良かったせいかどうかは分かりませんが、ぬめぬめとしたナメクジが絡み合うシーンでは幻想的な雰囲気すら漂っていたのが意外でした。
 先生と話したときに、僕がサイエンスコミュニケーションに関心を持っている事を知っているようなそぶりをしていました。単にそう見えただけなのか、それとも本当に知っているのか?そうだとしたらこのブログを知っているんでしょうか。そうなるとちょっと書きにくくなってくるな。

 ところで、学会発表のアブスト提出まで一月を切りました。まだ具体的な成果が全く出ていないのでピンチですが、同じく一月後には研究室セミナーで発表なので研究に専念できず辛いところです。扱う事になっている60年代の統計力学の論文は、例えばここ数年の揺らぎの定理の論文とかに比べて遥かに読みにくいので差し替えを考えた方がいいかもしれません。出来る限り頑張るのは当然として、もし変えるとすればなにがいいだろう。Jarzynski の詳細揺らぎの定理の導出をやるか、Crooks, Hatano-Sasa, Speck-Seifert など一連の論文を紹介するか…。
 研究をしていても問題意識が育っていかないのが今抱えている大きな問題です。

 最近は「研究」カテゴリの記事ばかり書いている気がする。
ひでひでた
研究   0 0

今日から再開したい
便りがないのは良い便り、とよく言いますが、僕の場合には当てはまらないように思います。特にブログに関しては調子の良いときの方が更新頻度が高い傾向にありますので。ここ数日記事を書いていなかったのは相当無気力に生活をしていたためです。何をするにしてもやる気が出ず、好奇心も薄れて友人との飲み会もそれほどテンションが上がらない始末でした。原因は何だろう。生活習慣の乱れかな…。すべてが色あせて見えています。

 さて、この日記は研究室から書き込んでいます。昨日も起きたのが変な時間だったとはいえ、さすがになんとかせねばいかんと思ってやってきたのです。大学についたのは23時くらいでしたが先輩がまだいらっしゃいました。彼はいつもパソコンに向かって何かを打ち込んでいるのですが気のせいでしょうか。今年D3の学生にしてPRLに論文が3,4本掲載されている猛者です。
 一月後に研究室でセミナーを行うため、その準備をしています。分量は30ページを超えている上、単なるフォーマリズムだけでなく物理的な議論もかなり豊かなので読みこなすのは大変です。どうも記号の定義や計算の前提とされている条件などが分かりにくいので1ページ1ページが重く感じられます。けれども最も大変なのは当時問題とされていたことが何か理解することです。「なぜその研究が行われたのか」理解して、発想を得ることが原論文を読む醍醐味であり最大の価値ですが、やはり一筋縄ではいきません。イントロを読むのがつらい。これを越えれば少しは成長できそうな気がしますが、腐りきった頭にはなかなかしんどい。

p.s.
勉強していたらなぜかグラフ理論が若干必要になってしまった。引用されている文献が明らかに数学の論文で、組み合わせ理論の雑誌に掲載されているらしい。うーん、読める気がしないんだが…。
ひでひでた
日常生活   0 0

パンドラの箱、って訳じゃないけど
以前、確率解析の文脈ではマリアヴァン解析というものが存在するとの記事を書いた(経済の本をちらっと見た感じではノイズに対する摂動論のようなものらしい)。
 そのマリアヴァン氏がつい先日の3日にお亡くなりになったそうだ。84歳。さらにロシアのアーノルド(力学系の仕事など)も同日に亡くなった。72歳。僕は彼らの業績が現代の研究にいかに影響を与えているのか知らないけれども、歴史に名を残す偉人達がこうして一人またひとりと消えていくのを残念に思う。日本の雑誌でもそのうち追悼特集が組まれることだろう。

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ひでひでた
研究   0 0

ディスカッションには未だに慣れない
van Kampen ゼミが楽しい。
 昨日のゼミでは、どうやら121ページの sum rule の計算は間違っているのではないかという結論に至った。具体的には、W 行列を含んだ積分計算を行うときに著者が引数を誤解している為、最終的な表式でインテグラルが一つ抜けているのだ。結果は sum rule と呼ばれていると書いてあるのでそれなりに有名な結果なのではないかと思うだが、手近に置いてある本をあたってみてもそれらしきものが見つからないので確証が得られない。モーメント総和則とは違うと思う。実は別の方法でも証明が出来るそうなのでそちらと比較してみないと。
 次回は macroscopic equation がマスター方程式からどう出現するかという話だけど、ざっと読んでみると「まあそうだよな」って思う事しか書いてない。次の担当者はどれだけ進めてくれるのだろう。

 ところで、瀬名秀明の『第九の日』が面白過ぎてヤバい。元々『デカルトの密室』が大好きで著者にサインをもらったくらいなのだが、この『第九の日』(に収録されている『メンツェルのチェスプレイヤー』)はその先行作品である。どちらも人間とロボットの知性に関する思考実験的作品で、著者と(特に関西の)ロボット工学者たちとの研究成果が底流をなしている。『デカルト~』を先に読んでしまっているので、重要な役割を果たすであろう叙述トリックが仕掛けられている事にすぐ気がついてしまって残念な感はある。
 僕自身はナノマシンの研究を行っているのに対して彼はヒトおよび生命の理解を行おうとしているので、着目しているスケールが相当かけ離れていることになる。どこかで接点を持ちたいと思い続けているのだけど、どうなるかな。まあ彼自身は薬学部で細胞生物学の実験を行ってドクターを取った訳だから、そのうち何とかなりそうな気もする。

 月曜日のレビューはどうなるだろう。いまのところ、とりあえず一本目の論文の主要箇所は理解した。やっぱ本質的には fluctuation theorem だと思っていい。普段考えるシチュエーションとは異なっているけど式の形は FT そのものだ。引用されていた Lebowitz & Spohn は確かに気になるけど今のところは読まなくても済んでしまっている。それにしてもこの論文はなんで EPL に投稿されたんだろうな。PRL でもいけそうな感じの内容なのに。
 今日は起きたのが遅いので、もうしばらくは考察を進めようと思う。自分の考えている事との比較とか、この仕事の拡張とか。それをまとめて月曜にディスカッションだ。先輩も来てくれるし。
ひでひでた
研究   1 0

急げ!
昼過ぎからゼミの準備を始め、なんとかこなしてから論文を読んでいたらこんな時間になっていた。今日は外に出れば夏を意識するくらいの気温で、溜まりにたまった洗濯かごを空にするにはちょうど良い日だった。ベランダから聞こえてくる夜の音が心地いい。

 …まあそんなことはどうでもよくて、とにかくいま取り組んでいる論文からヤバい香りがしまくっている。3年前の3月にEPLに投稿されたものなのだけど、さっと読んだだけだと僕の頭にある仕事とかぶっているように見える。もちろん良く読めばお互いポイントは外していることが分かるけど、もし僕が論文を書く段取りになれば間違いなく引用しなきゃいけないレベルだ。正直いってここまで解析が進んでるとは思ってなかった。この論文を引用した別の論文が先月の頭に出たばかりだし、完全に理解した上で自分の仕事を早く進めないといけない。雰囲気としてはCFTを意識して読み進めるのが良さそうだ。
 研究は楽しいな。今やってる理論が一段落したら実験したい。

p.s.
 Lebowitz & Spohnが引用されててめんどい。
ひでひでた
研究   0 0

最近書きすぎだな
・あ、熱力学理解してないな、って気付いたのと、非平衡統計って良いな、って思えたのが最近の収穫。もう6月か。

・明日の生物ゼミと金曜の確率過程ゼミの準備はなんとかなるとして、来週月曜のレビューはぶっちゃけ間に合うかどうか微妙だ。資料作成が間に合わない気がする。なんとかしないと。

・今日の2限に受けた物理化学の授業はなかなか面白かった。多光子を利用したイメージングに関して最新の論文を読んでレポートせよ、というのが18日締め切り。余裕は無いけど、これは良い機会。2光子を使ったものに関しては去年の夏の学校で少し話を聞いたのだった。

・某Sさんの日々の研究日誌を読むと、彼のストイックさが伝わってくるような気がして正直こちらの気持ちが萎える。

・そういえば例の研究所の人から返信がないんだけど、嫌われてしまったのだろうか…。
ひでひでた
日常生活   0 0

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