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ひでひでた
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望み
先日記事に書いたように、今日は理研で「細胞システムの動態と論理」というシンポジウムがありました。以前訪問させていただいた研究室が主催しており、理研だけでなく阪大や広大他の大学からも参加者がいます。個人的には生物物理業界における阪大の存在感をひしひしと感じています。あとは北大。
 さて、シンポジウムのタイトルにもあるように、講演者の大半は細胞レベルでの現象に関連する研究をされていました。僕が特に面白いと思ったのは(というか理解できたものと言うべきかもしれませんが)阪大グループのもので、細胞膜上の受容体タンパク質が他のタンパク質と結合する事で拡散係数が変化することを1分子レベルで観測し、その結果から走化性のメカニズムを推測するという話でした。この手の話題に関してはやはり阪大が強い気がします。
 初日を振り返って思うのは、僕自身の関心は多細胞生物の振る舞いにあるというよりも1細胞内での移動現象にあるのだということです。細胞集団のダイナミクスや細胞の変形の研究も盛んに行われているようですが、むしろ熱揺らぎに晒されたごく小さな分子たちがどのような挙動を示すのか物理的な視点でもってものを語ることが面白いです。遺伝子発現ネットワークに関しては…保留ということで。生物物理の業界は生物よりの人と物理よりの人が混在していますが、僕は間違いなく後者。
 でもこの境界はいつか越えたいと思っています。折角学際領域を研究すると決めたのですから、どちらか片方にしか関心が無いというのは自分の存在意義を否定するようなものです。いまは微小系の非平衡理論をやる格好の対象として生体分子の研究をしていますが、そのうち生物の人にもフィードバックをしたいと願っています。
 さて、明日は午前9時半から講演開始で、多分懇親会が終わると午後8時くらいになるでしょう。長丁場です。僕にとっては明日が本番なので気合い入れて行きます!
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ひでひでた
研究   4 0

ランジュバン系はそのうち卒業したいよね、
という意味では確かにMDをやってみるってのはいいかもしれんなぁ…。
ひでひでた
非平衡・非線型・流体   0 0

シンポジウム
突然ですが木曜金曜は理研で行われるシンポジウムに行く事になりました。
 ディスカッションをお願いしていたある研究者の方がそこでポスター発表されるとのことなので、まあ業界の様子もよりよく分かるし自分の研究も進むかもしれないとの判断によります。主催者は以前夏の学校でお会いした方らしい。僕にとっては非常に実りのある研究会になりそうです。
 ところで van Kampen のゼミは金曜に決まりました。次は来週、担当は僕です。まだマルコフ過程の基本的なところをやっているだけなので割とさくさく進めようと思っています(個人的には10章まで読んでようやく一段落という感じなので)。とはいえ時間・空間スケールの粗視化がマルコフ性を獲得するのに肝要であるという話はしなければならないはずで、ここらへんは具体例を挙げてテキストでは文章でしか書かれていないことについて理解を深めたいです。やはり van Kampen と久保亮五の記述は相補的であると思う。
 教科書的な理解を深めるというだけではなく、自分の研究でもスケールを変えたときにモデルがどのように変化するか考える事は重要である気がしています(たぶんある種のくりこみが必須になる)。ランジュバン系との関連では森とかZwanzigの仕事は理解しなきゃいけません。いずれにしても圧倒的に勉強不足です。
ひでひでた
研究   0 0

いくつか箇条書きで
・van Kampen のゼミは原子核の人達と一緒にやっているのだけど、さすがに輸送現象とかに詳しくて頼りになる。特にQGP関係の研究に関心のある友人のコメントは貴重だ。
・学振の書類に何を書くか考える中で自分のアイデンティティを確認。研究業績はこれからなんとかする。
ひでひでた
日常生活   0 0

見切る力
しかしなぁ、うちの先生や先輩はほんと立派だと思う。単純な方程式1つに対しても深く物理を理解しているし、彼らの指摘によって僕の研究もどうやら少し進める事が出来そうなんだから。具体的に手を動かしていると彼らの言葉が式の中に現れてくるような気がして、逆に自分の修行不足と言うか洞察力の無さが浮き彫りになって感じられています。先輩はあと1年だけだけど、彼から得られるものは出来るだけ吸収したいです。そんなM2の4月。
ひでひでた
物理   0 0

ゼミ準備中
van Kampen やべえ…。思想的に深い。
ひでひでた
確率・確率過程・統計   0 0

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